ナチュラルドッグフードは子犬に合っている?
子犬は成長が著しく、その後の健康状態を左右するとても重要な時期ですから、食べさせるドッグフードも徹底的にこだわりたいものです。
そこでご紹介したいのが、無添加ドッグフードの「ナチュラルドッグフード」です。
口コミなどでも話題のようですが、その実力は本物なのでしょうか? 子犬のサイズ別に、ナチュラルドッグフードの効果の違いなどを調べてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
「ナチュラルドッグフード」は小型犬サイズにぴったり
小型犬は、体が小さい割には運動量が多く、1日の消費エネルギーが中型犬や大型犬に比べて最も多いです。
子犬の頃は口や胃袋がまだとても小さいですから、毎日食べるドッグフードの量や質によっては必要なカロリーや栄養素をしっかりと摂取できないというケースに陥ることもあるので注意が必要です。
しかし、ナチュラルドッグフードであれば、次のような効果が期待できます。
- ナチュラルドッグフードのカロリーは100gあたり約339kcalとなっており、子犬に必要なエネルギーを十分に満たすことができます。
- ナチュラルドッグフードは自然素材のみを使用しており1粒に含まれる栄養素の密度がとても高いので、少量のフードであっても安定した栄養摂取ができます。
このような効果があるため、小型犬の子犬でも安心して食べさせることができます。ただし、基本的に小型犬は室内で飼うことが多いので、犬種によっては太りやすい子犬もいます。
カロリーや脂質が多めのナチュラルドッグフードを食べさせるときには、それぞれの子犬に適した量を用意してしっかりと体重をコントロールするようにしましょう。
「ナチュラルドッグフード」はコスパ高めの優秀フード
ナチュラルドッグフードは、中型犬の子犬にとってはコストパフォーマンスが高いフードであると言えます。中型犬は子犬であっても行動的であり日常的に激しい運動をする犬種です。ですから通常のドッグフードの場合は、健康的な筋肉や骨の維持をサポートするために、1日に体重の10倍以上の食事量が必要であることが多いのです。
しかしナチュラルドッグフードであれば、栄養価が高い上に消化吸収に優れているのでそこまでたくさんの量を食べさせる必要もありません。
よって1日あたりの食事にかかるコストも抑えられるだけでなく、活動的な中型犬の子犬の身体もしっかりとケアしてくれるので、ナチュラルドッグフードはまさに経済的なドッグフードであるとされるのです。
「ナチュラルドッグフード」は大型犬の弱点をカバーしてくれる
大型犬の子犬は消化器官に不調を訴えることが意外と多いです。そんな弱点を補ってくれるのが、ナチュラルドッグフードに含まれる大麦やテンサイ、ビール酵母、亜麻仁といった成分です。
これらの材料には、良質な食物繊維がとても多く含まれていますので子犬の胃や腸にやさしく作用し整腸効果が期待できます。
それに加えて大麦には、白米の3倍も多くカルシウムが入っているので、大きな身体を支えるための頑丈な骨をつくるのにも役立ちます。
しかしナチュラルドッグフードの原材料には大麦だけでなく玄米やオーツ麦といった穀物が使用されています。グルテンフリーのフードではない以上、アレルギー反応が出る可能性はゼロではありませんので購入の際には注意しましょう。ナチュラルドッグフードに限らず、健康志向のドッグフードは数多く販売されています。
しかし、それぞれの子犬のニーズを把握してそれに応えられるドッグフードを選ぶことが何よりも重要なのです。